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高齢者世帯の実態

高齢者世帯の実態   GW真っ只中で、久しぶりにご家族とゆっくり過ごす時間や、仕事から離れて、ゆっくり一人の時間を過ごしたりしているのではないでしょうか?   突然ですが、厚生労働省のこんな調査をご存じですか? 『国民生活基礎調査令和3年』   令和3年度の世帯数と世帯人員の状況の結果という項目で、興味深い結果が出ていました。   【65歳以上の者のいる世帯の世帯構造の年次推移】 単独世帯と夫婦のみの世帯の割合が、なんと60.8%にも及んでいます!!  内訳をみると単独世帯が28.8%、夫婦のみの世帯が30.2%。  これが何を意味するかというと、夫婦のみの世帯はいずれ、単独世帯になっていきますので、単独世帯の高齢者の世帯が、高齢者の世帯の6割以上となっていくデータとなっております。  私も祖母の介護で両親が疲労困憊になっていたのを見ましたが、お一人またはご夫婦で介護し合うのにも限界があります。またお一人でご自宅にいて、体調が悪くなってしまった時など、少し考えるだけでも、様々なリスクが潜んでいます。  この様な世帯構成で、仮に相続が発生したりすると、その後の手続きなどは誰が行うことになるのでしょうか?  相続人がいるご家族でしたら、相続人が行うのは普通だと思いますが、関係疎遠だったりで、そこまで親しくないからなどの理由で、何もしない、もしくは出来ない場合も沢山あります。 その様な場合は、市役所などの公的機関が、火葬から埋葬、住居の片付けなどを行っております。税金で行っているということになります。  上記の様なことが起きているケースとして多いのは、お子様がいないご夫婦で、相続人がご兄弟や甥御様、姪御様の場合のご家族です。  特に甥御様、姪後様まで世代になると、ほとんど面識がなく、何十年も没交渉になっていたりすることが多いのが実情です。そんな関係性の中、突然、ご親族の相続の手続きをお願いしますと言われて、相続人様も困ってしまうというケースが増えております。  弊社ではこの様な状況にならない様に、専門の対策をご提案をしておりますので、お気軽にご相談ください。  せっかくのGWという、ご家族とお会いしたり、ゆっくり考えたりする時間も取れる時期ですので、ご自身の今後の事や、ご家族のことなど、もしもに備えて考えてみませんか?  次回記事ではどんな対策があるのか、ご説明させていただきたいと思います。